家族がストーカーで逮捕されたら
以前に比べて近年ではストーカーで逮捕されるケースが増えてきました。ストーカーで逮捕される例はいくつかあります。特定の人物に付きまとう・乱暴な言動・交際や会う事を強要するなどです。
これらを含むストーカー規制法で規定されている行為を繰り返して被害者に告訴されても改善されなければ逮捕されます。逮捕されてから48時間以内に、警察官による捜査が行われます。この48時間以内の間は、証拠隠しなどをさせない為に家族でさえも接見(面会)をする事ができません。
悪意ある付きまといの他にもストーカーで逮捕されるケースには相手を想いすぎて行き過ぎた行動をしてしまったという事もあるでしょう。逮捕された時に本人が深く反省していても、誰とも接見する事が許されなければ心細くなり、精神的にも参ってしまう事もあります。逮捕された本人の家族はとても心配ですよね。
そんな接見禁止の状況でも弁護士は警察官の立ち合いもなく接見する事が許されます。接見禁止の時には弁護士に依頼すると逮捕された本人も、その家族や知人も心理的負担を軽くする事ができます。そして弁護士なら「接見禁止一部解除申立」をする事ができます。日時を決めて、その特定の日だけ一時的に家族との面会を認めてもらう為の手続きです。接見禁止そのものの解除は難しいですが接見禁止一部解除申し立なら受け入れの可能性が高いです。これらの手続きは逮捕されてから早めに弁護士に相談しましょう。
DATE:2017/11/19
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